A.
生育中に葉の色が変わってきたら、水切れ又は過多・病害虫の発生・日照不足などの原因が考えられます。
・黄色くなってきた…
水切れまたは、水のやり過ぎの可能性があります。その他の原因も当たりますが、いずれにしても土中の状態が樹木に適さないために、葉の色が悪くなっている可能性が高いでしょう。トピアリーの根元に大きな石があったり、エアコンの風が直接あたったりはしていませんか。育てている環境をよく観察して対処してください。
・白っぽく粉を吹いたようになっている…
ハダニが発生している可能性があります。市販のハダニ薬を散布して駆除してください。乾燥によって起きやすいので、時折葉水を与えることで予防することができます。
・白く葉が透けている…
ツゲノメイガやハマキムシが発生している可能性があります。
被害枝を切り取り処分し、専用の薬剤を散布してください。
・黒くすすけている…
カイガラムシやアブラムシが発生して、スス病になっている可能性があります。
5〜6月頃に発生しやすいので、風通しを良くして専用の薬剤を散布してください。
・部分的に茶色くなって枯れている…
水切れか、ネキリムシなどの被害にあった可能性があります。
枯れた部分は早急に切り落として、周りの枝を誘引して仕立てなおしてください。